早漏(そうろう)について 治療法など

早漏の原因ついて 治療法など

早漏について

 

 

早漏(早期射精)とは、男性が性関係時に「射精したい」と思う前に、いち早く射精に至ってしまうことです。

 

膣内に挿入した直後であったり、完全に挿入する前に射精してしまう場合もあります。

 

字の通り、早く射精することではありますが、問題なのは時間ではなく、自分で射精のコントロールがうまくできない、という点にあります。

 

自分が早漏ではないか、と悩む男性は意外と多いのですが、例え短時間であっても、パートナー側に特に不満がないのであれば、何も気にすることはありません。

 

早漏の定義
自分が早漏ではないか、と思う男性にとって、その定義が気になるところですが、明確に定まっているものではありません。基準がいろいろとあります。

 

 

<時間>
膣内に挿入後1〜2分以内の射精。または挿入前の射精。

 

 

<回数>
性交時のピストン運動が10回以内である。

 

 

<パートナー>
パートナーがオーガズムに達する前の射精。

 

 

<コントロール>
時間や回数は関係なく、射精をコントロールできない状態である。

 

 

 

早漏であるという思い込み
男性の50%以上が自分自身を早漏であると考えている、という統計結果があるように、多くの男性が自分のことを早漏ではないか、と思い込んでいます。

 

最近では、色々なメディアで情報を得ることができ、「早漏」に関する情報も良質なものから関連商品を売るためだけの悪質なものまで、実に多種多様です。

 

少しでも早漏を疑っている人は、注意していないと情報に惑わされて、すっかり自分を早漏だと思い込んでしまいます。元々動物のオスは早漏です。

 

外敵から身を守りながらの行為ですからそれも当然です。人間だけが早漏で悩むのは、種の保存行為が快楽の一つでもあるため、相手が充分な満足感を感じないと問題になるからです。

 

逆に言えば、相手が満足しているのなら、何も気にすることはないのです。

 

 

 

 

 

早漏とリラックス

 

早漏を改善するのに、リラックスすることが大変有効です。できるだけ自分が早漏だ、ということを頭から追い出してください。

 

意識すればするほど早漏から抜け出せません。かといって悩むほどですから、すぐには忘れられないかもしれませんが、まずパートナーに理解を求めて、二人でゆったりとした気持ちで臨んでみてください。

 

うまくいくことがあったら、それで少しずつ自信をつけながら、リラックスを心がけることが早漏防止・改善には有効です。

 

早漏治療について
早漏の治療方法で、完全な治療方法は存在しません。原因が様々ですから、場合によっては早漏を引き起こしている原因を解消すれば早漏が改善することはあります。

 

包茎の人で、刺激に弱いときは、刺激に強くなるように手術をしたり薬剤を注入したり、といった治療方法もあります。

 

しかし、心因的な原因が多く見られる早漏ですから、その場合は専門の医師のカウンセリングを根気よく受けることが改善への道といえます。

 

 

 

 

 

 

 

早漏の原因早漏の原因には様々なものがあります。

 

 

・皮膚や粘膜の末梢神経の過敏反応。
・神経伝導疲労による大脳の射精抑制機能低下。
・加齢などによる勃起神経の衰えで、射精をコントロールする射精管閉鎖筋の筋力が弱化。
・前立腺炎などの疾患によるもの。
・精神的な原因。

 

 

これら以外にも要因が考えられ、また互いに複合的に作用して早漏となる場合が多く、1つの治療では早漏が改善されないこともあります。

 

その他の原因による早漏

 

早漏の原因が様々あるなかで、原因が現在ではなく過去にさかのぼって存在する場合があります。

 

子ども時代、周辺環境に不安を覚えて不安を解消するために、すばやく自慰行為をすることが習慣となった場合です。

 

長年の習慣は体に染み付き、まさにパブロフの犬のように、条件反射ですばやい射精(早漏)をしてしまうのです。これを治療するのは簡単ではありませんが、まずは専門医へ相談してみてください。

 

引用元